2012年11月23日金曜日

花粉症の薬3種類:抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド

花粉症に詳しい医者にかかって、今まで全く意識して飲んでいなかった花粉症の薬の分類が
なんとなくわかるようになったので記録。

1,抗アレルギー薬
アレルギーを起こす体内のタンパク質や化学物質を抑える薬。副作用が少ない代わりに
効いてくるのに時間がかかるらしい。私が処方されたのはプランルカストカプセル。
これはロイコトリエンという湿疹を起こす化学物質を抑えるらしい。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se44/se4490017.html


2,抗ヒスタミン薬
ヒスタミンという物質を抑える薬。これが抗体反応によって血管を膨張させて、かゆみや痛みの
原因を作るらしい。花粉症治療の中心となる薬がこの抗ヒスタミン薬なのですが、これは
第一世代抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬に分類されるようです。

・第一世代抗ヒスタミン薬
市販の花粉症薬の多くはこれ。特徴は眠くなること。花粉症の薬が飲むと眠くなるというのは
この分類の薬を指している。↓この辺に記載されている薬とか
http://allabout.co.jp/gm/gc/375607/

・第二世代抗ヒスタミン薬
花粉症に詳しい医者が処方してくれる薬がこっち。第一世代のものとは異なり、眠くならない。
私が処方されたのはクラリチン。あとはアレグラという薬のこの2種類が代表的な第二世代
抗ヒスタミン薬。
↓下記のサイトによるとアレグラのほうが効くがクラリチンのほうがパイロットも飲めるくらい
眠気をさらに感じないようです。
http://kahuninfo.com/category1/entry7.php


3,ステロイド剤
一番即効性が高いのがこのステロイド。ステロイドは抗体の働きを弱めるので、くしゃみの
原因となるような化学物質の分泌を抑える一方、菌などの外敵への抵抗力までも弱めて
しまうのが欠点。ステロイド剤は飲み薬とスプレーの2種類があって、症状がひどい人は
飲み薬を飲むことになるが、通常は1と2の薬で対処をして、症状がひどくなった時だけ
スプレーを使用するような使い方がよいとのこと。


まとめると普段はプランルカストとクラリチン(またはアレグラ)を処方してもらって、
辛い時のためにステロイドスプレーをもらっておくような対処がよいのだと思います。