2012年11月24日土曜日

皮膚病の塗り薬3種類:ローション、クリーム、軟膏の違い

皮膚科で出される塗り薬に関して、あるときはクリームを出され、あるときは軟膏を出され、
いったい何が違うのだろうと思ったので調べてみました。

個人的な実感としてはクリームは薄く塗りにくくてついつい大量に使ってしまって
いたので軟膏のほうが使いやすいなと思っていたのですが、それぞれ特徴があるようです。

↓ローション・クリーム・軟膏の使い分け
http://gonzo.pupu.jp/drug/h-tsukaiwake.html
粘度の高さは軟膏、クリーム、ローションの順。
ローションは毛の生えている頭部に使用
クリームは皮膚がカサカサ乾燥しているところや汗が多く出る部位に使用
軟膏は傷があったりただれているところに使用

↓専門用語解説「軟膏とクリーム」あなたはクリーム派?
http://allabout.co.jp/gm/gc/300921/
軟膏とクリームは基剤が油性か水性かの違い。
基剤というのは薬の有効成分を溶かす元となるもの。
クリームはさらっとしている代わりに微生物が侵入・増殖しやすい
軟膏は微生物が侵入しても活動に必要な水分を確保できないので増殖しにくいがべとつく

↓軟膏とクリームの違い
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=166346
軟膏は皮膚を保護する作用は強いが薬の皮膚への透過性が良くないのが欠点。カサカサ肌向け
クリームは軟膏ほどベタつきがなく、薬が皮膚に浸透しやすいが傷に塗ると刺激になりやすく痛い

ということでまとめると、
傷があったりカサカサしていたり、肌に問題がある場合は軟膏が無難。
肌に問題がないならクリームのほうが薬の浸透はいい。
という感じでしょうか。まぁ皮膚病の場合は何かしら皮膚に問題があるケースがほとんどなので
まずは軟膏を選んでおいたほうが無難なのかも。湿疹とかならクリームでよいかもですが。