2012年11月23日金曜日

ステロイド:デルモベート、アンテベート、メサデルム、リンデロンVGの違い

湿疹の治療で使われるステロイドですが、薬の強さによってランク分けがされているようです。

ステロイドの強さのランク

私が出されたことのある薬を分類してみるとこんな感じ。

ストロンゲスト(最も強力):デルモベート
ベリーストロング(かなり強力):アンテベート
ストロング(強力):メサデルム、リンデロンVG
ミディアム(中程度):
ウィーク(弱い):オイラックスH

という感じなので、市販されているオイラックスなどはステロイドの中では弱い部類に
なるので湿疹なのにステロイド塗っても効かないなら医者でもっと強い薬をもらったほうが
よいことになります。

この中でリンデロンVGは抗生剤が入っているので、バイキンのせいかも知れないし、
湿疹かも知れないという場合に出すと良い薬です。

私は原因不明の皮膚病になって、それが悪化してしまったときにリンデロンVGを
処方されました。

しばらくして化膿は直ったのに皮膚病自体は改善しなかったのでメサデルムを処方され、
やっぱり良くならなかったのでアンテベートを出され、それでもよくならなかったので、
デルモベートを処方されるという経緯をたどりました。

私の場合はデルモベートでも前よりマシにはなったものの完治しないという状態で、
何度目かの皮膚検査でようやく水虫が見つかり(それまで何度検査しても出なかった)、
抗真菌剤のニゾラールを処方されてようやくそれで完治したというのが治療の経緯でした。


出されたステロイド剤の中でデルモベートに関してはあまり長く医者が出したがらなかった
のが印象的でした。強い分、皮膚が薄い顔とかには極力塗らないほうがよい薬らしい。
本当は足に塗る場合も薬をティッシュに出してから塗るほうがよいみたいですが、私は
面倒なので手に出して手で塗ってましたけど。

allaboutにステロイドの塗り方の記事がありますね。
http://allabout.co.jp/gm/gc/302127/

皮膚病とは離れますが、喘息だったり花粉症のひどいものにもステロイドは
使われたりするので、体の内部起因の炎症、抗体反応全般に効くのでしょうね。
ただ、抗体反応を弱めるということはその分外の菌に対する抵抗力が弱くなるという
ことなので、真菌や菌など外部要因の皮膚病に関しては使うべきではないのでしょう。